山本シュウからのメッセージ

HIV/エイズの啓発について・・・

ラジオDJの山本シュウです。厚生労働省主催による「RED RIBBON LIVE」の総合プロデューサーとしてやってきた僕自身が、今、思う気持ちを率直に書かせていただきたいと思います。

「RED RIBBON LIVE」という名前で、11年間啓発活動を続けてきました。僕はこの活動の根源は、「命の啓発」だと思っています。それは他の様々な啓発活動と共通しているものだと感じています。一人でも、差別や偏見によって、悲しみを感じないように。「We are シンセキ!」を合言葉に、感染者の方々の話しを伺いながら、お節介な代弁者としてやってきました。もちろん、一人でも多くのシンセキにと、検査の重要性も訴えてきました。しかしまだまだです。情報を知ることと、行動を起こすこととは必ずしも同じではありません。だから大切なキーワードは、「リアリティーを感じる」です。そのために、著名人が訴えること、イベントの数を増やすこと、露出を増やすこと、本気で話すこと、演出の仕方や様々な要素を重ねていくこと、何より続けることが大切だと痛感しています。そうやって、命の啓発が誰かの心を揺さぶり、火を付けることが出来れば、きっとその人は行動を起こしてくれる・・・

「できることを、できる範囲で、あきらめないで!」

今年もチャレンジします。

ラジオDJ 山本シュウ